Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

金柑煮

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効率のいい作業ではないけれど、これがあるとうれしいので。ちっちゃいもの倶楽部。

金柑には8本(小さめなら6本)ほど切り目を入れ、沸騰したお湯でゆで、丸から8角形に気持ち角ばってきたら湯からあげる。指でやさしくつぶしながら切れ目の間から楊枝で種をとる。鍋に一列にならべて水と砂糖なり、好みのシロップなりで、真ん中に切り目を入れたキッチンペーパーなどで落としぶたをして煮る。こういうときに芍薬のシロップなどを使いたいのだけれど仔牛のレバー(フォアドヴォ fois de veau)ソテー タマネギソース芍薬の花のシロップ風味 - Fuji to Higanzakura、手に入りやすいのはニワトコのシロップかな。今回は水と砂糖で、いただきもののフレーバーティーのティーパック紅茶をあまり色が出ないくらいにさっと入れて引き上げた。キャラメルバニラ風味。できあがった金柑にはちゃんとうっすら香りが入ってます。ビンでシロップごと保存。

親日要素のある方にはあげたりすると喜ばれる。ちまちまぶりがアメージングらしい。日本人女子の中では、器用さんの部類には自分はとても入らないけれどせっかくだから黙っておく。自分に作るのは、金柑だし喉に効かんかな、というおまじない。金柑は見ても触っても気持ちいい。文旦もだけど。

文旦の皮は捨てられぬ

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文旦が届く。小躍り。香りだけで幸せになれる。たわしでこすり洗いいして剥き剥き。ピールを作るほどのまめさはないがラップして冷凍庫へ。フルーツのコンポートとかお魚さんのポシェ(お湯とハーブでふつふつ煮るようなやつ)にも使うが、たまには風呂にも使う。

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こちらはお風呂には入れません。

デーツの赤ワイン煮 アールグレイ風味 デザート仕様

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皮の柔らかいふっくらデーツデーツのバターサンド 心はマーガリンあんぱん - Fuji to Higanzakuraが手に入ったら、赤ワイン煮も外せない。

ほんとはシナモンスティックとかクローブとかのスパイスを使うのだろうが、その手のスパイスが強く効いているのが苦手なので、スパイス代わりにアールグレイ。そしてデーツの場合は、ビールではなく赤ワイン。干しイチジクと干し柿のビールコンポート アールグレイ風味 - Fuji to Higanzakura

デーツは縦に切り目を入れ種を抜いて粒アーモンドを詰める。鍋にデーツを並べひたひたくらいの赤ワインと紙パックに入れたア−ルグレイと柑橘の皮(今回は文旦の皮の黄色い部分をくるっと2回り分剥いたもの)を入れて落としぶたをして、デーツがこっぷり赤ワインを含んでほにゃらと柔らかくなるまで煮る。ええ、家中とんでもなくいい香り。

火をとめて蓋したままあら熱がとれるまで放置。実などを取り出し、汁にクレームドカシスを加え(なくっても)、とろっとなるまで煮詰めてソースにする。

サワークリーム好きなので写真はサワークリームだが、マスカルポーネなどお好みで。ちょっとした粉もの(マドレーヌでもなんでも)を添えれば、デザート仕様。熱くなく冷たくなく、甘やかされている感じのぬるめがよろし。

よしながふみさんのなんかのマンガに、「なぜ女子は美味しいものを食べると手足をジタバタさせるのか」というシーンがあったように思うが、これをいただくと思い出す。

 

露地物ルッコラの混ぜご飯再び

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露地物の冬ルッコラとオイルサーディンとの組み合わせはルッコラとオイルサーディンの混ぜごはん - Fuji to Higanzakura、わあプロだなぁと幸せにさせてもらったけれど、そんな完成度の高いレシピで、苦くて甘くてもさもさしている寒中ルッコラの素敵さを感じとらせてもらう経験をすると、自分の体調とそこにあるものとで、ルッコラに合いそうな違うものと組み合わせても幸せになれる不思議。

お米量にあわせた水加減(酒と醤油分を差し引く)、酒と醤油と塩麹で煮たトマトを入れてご飯を炊く。炊けたら、細かく刻んだ大量ルッコラとしらすを入れて蒸らす。とにかくルッコラがメインの具という軸がぶれなければ、もう他はなんでも幸せになれそう。なんなら多分ルッコラと少しのかつお節でも。

でも冬ルッコラももう終わり。

キウイと羊羹のホットサンド

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羊羹と酸味のある果物の組み合わせは、羊羹はちょっと苦手さんでも食べやすいと思う。パンに薄切り羊羹にキウイ、もう一枚には緑トマトジャム緑トマトとキウイのジャム ブラックチョコレートと - Fuji to Higanzakuraを塗っているけれど、クリームチーズとかサワークリームなどでも。

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羊羹シリーズ

羊羹にクリーム&ナツメグ - Fuji to Higanzakura

羊羹とブルーベリーのサワークリーム和え 気持ちはいちご大福 - Fuji to Higanzakura