Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

1年ひとまわり

今年も母方の親戚から、実家に山のきのこが送られてきた。たまたま私が帰る日だったので、父から電話がかかってき「今日は何時にくる?」「今日遅い、夜10時」「うーん、おばさんからきのこ来たんだけど。いいやお前にやってもらおう」とか言っていたのに、夜に帰ったら、おしょうにん(お坊さんの袈裟のような薄墨がかった黒くて苦いきのこ。ゆでておろし醤油で食べる)のお浸しと、山のしめじの煮物ができていた。山のきのこはおいしいけれど、処理がめんどいのに。やってくれて料理までしてくれてあった。おいしうございました。夜食しみじみ。

翌日の昼は、山のしめじの煮物の汁でにこみうどん。

去年は、おしょうにんの黒くて苦いゆで汁でそばつゆにしておそばにした。おしょうにん味のそばつゆだけ母の口に含ませたら、おしょうにん好きの母が味を認知して、ぱっと瞳孔を開いたあと、うえーんと泣きまねをした。好きな味を認知したな、とわかるような感じの反応をしたのは、それが最後だったかな。そんな話をしながら、今年はきのこうどん。

秋になると、こんなのの出会い率が高くなる。きれいな笠雲は、UFO見たようなお得感がある。UFOは見たことないけど。

こんなことだってあるからね。2年前2020年11月6日