Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

ひとまわりしてきのこの季節

そういえば、昨年秋に母が寝付いて食欲もないとのことで、実家に行ったらちょうど山のキノコが届いて、料理したらどこが食欲ないんですか、というほどよく食べていたのだった。季節一回り。

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山のきのこを食すのは母から伝授されたけど、母はコウタケは食べたことないはず。私が知らなかったってことは。富士北麓で出会ってすっかり好きになりましたが。

思いっきり山のきのこなのに、スーパーで売られてた。

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dancyu 9月号に載ってたひまわり市場。

しかもかなり良心的なお値段。隣に国産マツタケの立派なのがあって、やっぱり同じくらいの値段だったので、びっくりしたけど、さすがにそれは一桁違ってました。

オットがいそいそ買って(マツタケは除外)下ごしらえから料理までやってました。

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虫がいそうな場合は、塩水にしばらくつけます。作ってもらって食べる人は、そうすると何が起こるかはあえて見なくてもいいものです。「お義母さんに食べさせてもらって山のきのこの味が脳にインプットされてなかったら絶対やらなかった」だそうです。一線を超えちゃった。

コウタケオムレツ。見た目がなんだけど。

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バターたっぷりでコウタケは炒めておいてオムレツに。あまり日本のサイトにコウタケのオムレツは出てないけど、オムレツお薦めです。濃いい味のきのこはね。黒トリュフのオムレツとか、フランスの探偵小説に出てた。

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さくらしめじの味噌汁。加熱でもとの紫ピンクは消えちゃう。加熱前のさくらしめじの写真は撮り忘れ。歯ざわりがシャクシャクで、きのこの出汁は汁にいって、お汁はしじみの味噌汁みたいな濃いいお味に。ほんのり苦味があって山のお味。