Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

おしょうにん 「くろかわ」とか「老茸ろうじ」って言うらしい

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茹でて大根おろし

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焼いてお醤油

地元では、おしょうにんと言っていた。お坊さまの墨染の袈裟の色だから、と教わった。送られて来た。いただけるとは思わなかった。20年ぶりくらい。

お酒好きさんに珍重される希少きのこ。爽やかな苦味で、焼いた場合は、苦味の後に一瞬甘みがくるけれど、お腹に重くたまるような旨みではない。焼いた汁とか、おろし汁も少し入れ塩と醤油で薄く味をつけた茹で汁とかが、苦味も含めてやたら美味しいので(身体に染みる)もちろん旨みはあるのだが、旨みというより気持ち的にはもはや薬効。

こちらの説明 老茸(クロカワ)がお味の雰囲気を伝えてて素敵ですが、私の周りの中年女子、老年女子は、軒並みおしょうにんに目がない。牛丼屋に入って、そこにある世界観を崩すのは遠慮していますが、おしょうにんをいただくことを譲る気はない。ひっそりいただくのが美味しい茸であることには同意。

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おまけ

 

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おしょうにんではありません。友人と森歩きした時に、友人に返されたきのこ。傘は青みがかった鈍鉄色。返されたら、鮮やかな蛍光青灰色。ルリハツタケ? だとしたら美味しいらしい。この色で。ひえ。