Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

はっさくとチョコのトースト オリーブオイルがけ

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おいしいオリーブオイル。シンプルに、トーストにお塩とかけるもいいけれど。

フレッシュなオリーブオイルと果物は相性よし、青臭いオリーブオイルとブラックチョコも相性よし、柑橘とチョコも相性よし。なので、

パンにはっさくのせて、チョコのせて、グリルで焼いて、塩ふって、オリーブオイルはたっぷりと。ふ。

フォークとナイフでいただけば、何のせて何かけても大丈夫。タルティーヌ仕立てはめんどくさがり不器用さんの味方。素敵。

 

ラムさんとトマト

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がっつりラム肉。お肉類をトマトとあまり合わせない方だが、ラム肉だけは例外。羊さんとトマトの組み合わせは好きです。

蚕豆さんは、以前住んでたところでは、薄皮ごと食べる蚕豆だったのでそのままやってしまったが、日本のは剥いた方がいいね。ちなみに日本の蚕豆さんの方が豆のお味はしっかりしている

 

鶏さんの黒酢煮

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ブランド地鶏さん。でもたまに出る骨付きぶつ切りはリーズナブル価格。気に入っている素材なら、料理は適当でいいからいいいやね。水炊きもいいけれど。本日は黒酢煮。鍋に肉を入れて、お酒をとぽぽっと入れて、黒酢を入れて黒砂糖を入れて、千切り酢漬けしょうが(普通のしょうがでも)を入れてふつふつ。汁がもったいないから野菜室にあったコーラルビーも乱切りして入れました。(あればお酢味とも相性のいいピーマンやししとうなんかがいいかもですね。)真ん中に切れ目を入れたキッチンペーパーで落とし蓋をしてしばらく煮たら、オイスターソースと醤油。

コールラビーとだったら鶏さんの方が早く煮えるから、鶏さんは取り出してコールラビーだけ煮含ませる。柔らかくなったら、鶏さんをもどして室温になるまでほっとく。冷蔵庫保存しても良い。いただくときに温めなおす。

普通の骨付き若鶏さんなら、八角とかクローブの類いを少し入れると、料理上手なお味になるんだけど、八角とかクローブはちょっと苦手。入れなくても、しっかり味の地鶏さんならまんまで大ジョブ。

アボガドみかんクリームトライフル風 ちょっとチョコ風味

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スポンジにシロップを含ませて上にカスタードクリームをのせたきどらないデザートがトライフル。これは、アボガドクリームだけど。

各一人分容器の底に、マドレーヌとかカステラとか、粉ものスポンジを適当にちぎっていれ、好みのシロップ液を含ませる。上にくるクリームと下のスポンジとの口溶けの馴染みがよくなるようにという目的だから、合いそうに思えれば自分の好みでコーヒーでもオレンジジュースでも何でも。今回はラム酒と甘酒。

クリームは、アボガド、みかん(オレンジでもいいのだが、オレンジの場合せっかくカットしたしという貧乏症でアボガド量に対して入れすぎたりするので、自分の場合は楽に小房で調整できるみかん)、キャラメルポップコーン(液を吸ってクリーム状にしてくれる。お米のポン菓子などでも良い)がメイン。甘みと風味づけはお好みで。今回はメープルシロップ、レモンゼストラム酒。バーミックスで撹拌。クリーム状になってから、削ったブラックチョコも少しまぜこんでみたり。スポンジの上にクリームをのせる。上に削りチョコ。

混ぜるだけの割には手間かかってる風の凝ったお味。クリーム撹拌時にココナッツオイルを加えて冷蔵庫で冷やすとクリームがしっかりしてさらにデザートらしくなる。風味づけの洋酒だが、アボガドチョコ風味にラムはよく合うと思う。

いわしさん梅煮

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写真をあげるのをためらっていた魚料理の類。昨日ごろんと一度あげてしまえば開きなおり。

めんどくさがり不器用さんは、スーパーの優しい鮮魚コーナーさんとか、優しい魚屋さんでいわしさんのはらわたと頭はとってもらう。鮮度良さそうなきれいなやつならもうそのままでもいいとは思うのだけれど、自分はどうしてもまず塩をふってしまうのだった。腹には多めに。腹を下にしてバットの網の上に30分以上おいてドリップを出す。腹を上にして並べかえ、腹の中目指して熱湯をかける。冷水で血身やら黒い腹膜やらをとる。

鍋にこぶを敷いて、いわしを並べ、そのときの気分で酒とか焼酎とか。それから水をひたひたまで。みりん少しと梅干し。千切り酢漬けしょうがのお酢少し(普通にお酢でも)。キッチンペーパーで落としぶたして煮立ったら弱火にしてゆらゆらを数分キープさせて、火を落としたらしばらくほっておく。ぬるめと熱めの間くらいになったら食べ頃。

鯛のあらの前は素通りできぬ

こういう見ようによってはちょっとグロいかしらんみたいな見目の料理は、よくわからない女子的見栄をはって家人作と書きたかったりはするのだけれど、家人作ではないです。

めだいの頭のあら。150円なり。そりゃ切り離したカマの部分の塩焼きは真鯛には負けるけれど、丁寧につくった潮汁は十二分においしい。

15年以上前のこと、新聞で鯛の潮汁の作り方を教わった。「薄口しょうゆを入れたくなるだろうけれどそれは勘弁してください」という文言が気になって、言われた通りに塩で作って恋に落ちた。

あらは強めに塩をしてしばらく(できれば30分以上)置いたら、熱湯にさっとくぐらせるか熱湯をかけるかした後で冷水にとって血身やうろこを掃除する。酒と水で煮ていく。塩で味を調整する。いただくときにしらがねぎなど。以上。

潮汁だと〆の気配が強いので、本日は肴度をあげるために、潮汁味汁だく蒸し物仕立てに。器の底にこぶをしき、下ごしらえしたあらをのせる。お大根はピーラーで。塩抜きした塩蔵わかめと余ってたお豆腐。お酒と水、1:3くらいかな。蒸しても汁があふれないくらいの汁だく状態をあつあつに蒸していく。手許には、かんずりや千切り酢漬けしょうがなど。豆腐、豆腐がよかった。鍋仕立てにしたら豆腐沢山で大人数家族でもいけるのでは。

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余談だが、潮汁を教わったのと同じ頃、2001年3月の新聞で、日本マンガ好き太めのイタリア青年が、名門ボローニャ大学で同じく日本漫画好き太めの友人2人と出会い、3人で日本マンガの店を開いた、その名は「ふとっちょの夢」、という記事に出逢った。ローマの警官は仕事に費やすエネルギーの9割はサングラス選びにかけていると揶揄されるほどにかっこいい、そんなイタリアで。

潮汁の記事とこのふとっちょの夢の記事を切り抜いたものが隣同士になったバインダー、何度も見返したためか、潮汁のお味と「ふとっちょの夢」を読んだとき感じがくっついてしまった。そして、鯛のアラの前がいつも素通りできない。

蚕豆が来た!

焼きます。

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サヤにぷすぷすナイフなんかで空気穴あけてグリル焼き。

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サヤあけて、皮剥いて、塩結晶パラパラしてオリーブオイル。あまいー。

茹でます。

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サヤから外してガシガシと塩すりこんで茹でる。はふはふとグリーディーになるにはこちらがおすすめ。湯気が出てるくらいのうちがいい。肴のはずがビール飲んでる場合じゃないくらい止まらない。

ごちそうさまでした。