Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

高野湯豆腐

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高野豆腐をよくもらう。溜まる。

高野豆腐の箱の説明書きなどに、ちゃんと味付けした汁で煮てくださいとある。水だけで煮ると煮崩れるよ、と。逆手にとってしまう。教えてくれたのは庄司いずみさん。沸騰させずにゆっくり煮ると、形は保ったまま比較的トロトロになるんですこれが。日にちが経って乾燥湿気で風邪引いた高野豆腐はスポンジ感が残るけどそれでも。それに味付け汁で高野豆腐を美味しく煮るのは実は結構難しいと思う。ちゃんと白砂糖使うのがしっとりのポイントだったりする。白砂糖の常備ないし。そのために買うのめんどいし。

普通のお豆腐が手に入りにくいところに住んでいた時に、よくお世話になった高野湯豆腐。豆乳で煮ればもう少し料理らしいお味になるのかもしれないとも思ったりはするけれど、あえてこうやって高野豆腐をいただこうと思う時は、結局やはりこぶだけ。一人ごはんの時など特に、この貧乏味にホッとしたり。

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タレは、作り置いてある、花にら油と、かつぶし、醤油をまぜまぜしたもの。みじん切りねぎ、かつぶし、醤油でも。ねぎ切るのがめんどい時は、かつぶしと醤油。残ったタレを、高野さん煮たこぶだしで割ると美味しい。