Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

上司殿とこんな話をした

職場の上司Boss殿(音楽好きで懐が深いので甘えさせてもらっているところあり)
とこんなメールのやりとり
 
<Higanzakuraより>
 
Boss 殿
 
本日の業務、無事に終わりましたでしょうか。ご無事ですか?
(Bossは出勤。私は自宅。スミマセヌ)

仕事の話でなく(汗)、いつもT氏(音楽家さん)の話ですみません。

こんな時期、祈りのような気持ちは、曲を作る側、聴く側、双方にあると思いますが、

新曲(13分)
https://www.terrax.site/entry/ladiu

自分はT氏の現代曲、
色気があって好きだという自分の好みだけはわかるのですけれど、

例えば、今回の曲について、

Thelonious Monk とかCecil Taylorとか
ジャズピアニストさんなんて自分は全然知らないですけど
なんかそういう打楽器みたいなピアノタッチで弾いた
ショパンみたい、って
そんなのってありえないものなんじゃないの!?

そんなありえないものを、もし体験できるととしたら、
人として大事なものを捨てるしかないか、
人として大事なものをとって、そんな体験可能性は手放すか、
だと思ってたのに、
なんか自分今、両方感じるの〜〜なんなの〜〜(涙)
 
みたいな自分の印象って、トンチンカンでしょうか。

ジャズも全然知らないし、
クラシックも全然知らないし
(もともとはショパンだって苦手でそんなに聞いてこなかったし)
自分には感想書いて発信なんてとてもできないです〜(泣)

Boss にもしなんか感じるところあったら、いつかBossの感想を読んでみたいです。
 
<Bossより> (すぐに返信くださった)
 
いやはや、これはすごい名曲です!
びっくりしました。
私にはロマン派のその先に聞こえましたね。
どうやって作ったのか、全く想像できません。
やっぱり私は洗脳されているのか、やはりこういう比較的調性感の強い曲にすんなりやられますね。
西洋近代音楽の理論って、要は言語なのだと思います。
思いっきり抽象化して文法の中でそれらが機能して、その先を象徴するという。
私もなんだかしっかり地球人の感性に染まっているなと感じた次第です(笑)。
(注:Higanzakuraは、このBoss感想を、T氏のこの曲の世界は、地球人縛り的な?調性をかなり使ってくれているけれどそうした西洋近代音楽という言語の向こう側だ、ということを言っているのかなと思った。えーっとそうすると、T氏の感性は、地球を愛する宇宙からの感性ってこと?)
いずれにしても、私が知っているピアノ曲の中ではピカイチのしっくり感でした。
(Higanzakura注:ああだってBossはもともと宇宙人だし〜笑)
あえて言うなら(作曲なさったT氏は否定するかもですが)ケルン・コンサートを初めて聴いた時の感じかなあ…。
楽譜が絵としてきれいなんだろうなという予感。
きっと私もトンチンカンなことを言ってるのでしょうが。
いやあ、感動しました。
 
++++
 
やりとり終わり。
 
Bossの返信を読んだら、
曲を聴いての感想はトンチンカンでいいらしいと思えてきたので、あげてみた。
(Boss文もあげちゃう許可はとった)
他の人の感想もきいてみたいのだけど、お、お友達がいまてん!(泣)
懐の深い方、プリーズ。
 
Higanzakura追記
聴いていると、濃密な薔薇の匂いも立ち昇ってくる気がする。
地球がこの香りにひたされるイメージも勝手に。
熱が何か綺麗なものに変換されていきますように。
 
部屋に薔薇の匂いは確かにしてたのだけど。

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