Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

熱々魚介スープとか

 食べて散歩して本読むだけのお休み。とはいえ。花壇のチューリップの散りっぷりからして暑いほどの日もあったはずなのだけれど花冷えのようにとにかくとにかく寒い。ホテルの部屋も、もう切り替えちゃったんだ、とかでエアコンはヒーター効かずクーラーしか入らないという。外も中も寒いのだった。寒い国とはされてない国では寒くなったらホテルの部屋が対処のしようもなく寒いのは往々にしてあるのだけれど。唇を紫にしながらお散歩。

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テラス席しか空いてなかったけど(当然寒い)熱々で火傷しそうな魚介スープ。ちぎったパン入れていただくのがよいね。エビのミソとエビの殻の出汁が効いている。他にホタルイカフリットとか。ご機嫌。

  例えば 自身がとか、またはお子さんとかが重い病気だったりするけれど「多分他の人が思っているようには大変だったりかわいそうだったりではなくて自分は日々幸せにしている」という話を聞く機会が、私は割と多い気がするのだが、それでもその体験以前の自分の意識が事前に選択するのならきっと殊更には選択はしなかったろうシュチュエーションにあって、そうある今はその今がかけがえのないものになるほどに、深い眠りに入って夢を体験するかのように現実の事象の中に没入していく。とか考えながら熱々スープ食べてるわけじゃないけれど。

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デザートはメゾンのリオレ。米の甘いミルク粥を冷やしたもの。シナモン掛け。旨味受容体ができるまで日本人はけっこう苦手だったりする。自分も以前はこれ食べてご機嫌になれるとは思っていなかった。

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この時はまばらにあった人影もなくなって、すっかり鉛色の冬の海。