Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

道志菜パスタとかもつのトマト煮とか

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家人が買ってきた牡蠣のオイル漬け。ほっとくと一人の出先でも割と美味しそうなツマミものをたまに買ってきては冷蔵庫内に放り込んであるので、私からすると庫内にいつの間にやら美味しそうなものが勝手に生えてます、ということになる。私へのお土産というつもりでもなく本人が食べたくて買うらしいのだが、私が庫内に生えてきたものを発見収穫、一人消費してないないにしちゃってもわりと寛大(というか小鳥さんの木の実埋めみたいなもので本人お忘れになっている)。でも今回は冷蔵庫開けて思い出したらしく、これを前菜にしたいです、とこの牡蠣取り出されて渡されたので、スーパー市販の焼き芋さん輪切りの上にのせた。緑もの(ねぎ)パラパラ。

 

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出先の道の駅で売られていた青菜をじっとみて「これは形状からしてチーマデラーパとかからし菜とかの味に似てると思う?」と問うてくるので「思う」と答えると「今晩夕飯オレ作る」とか言って取ってレジに向かっておりました。普段の食担当さん(自分のことなり)は貰い物の乾麺蕎麦がごっそりあるうちは乾麺パスタを買い足さない、つまりウチにはパスタはないことをよく把握しておられ、スーパーに回って普通のパスタも購入。

帰って作り出すべくごそごそしてから「アンチョビないの?」と聞かれ「にゃい」と答える。「昨日のイカのワタだれの残り(こっそりご飯にのせようと思って取り分けておいた)とか酒盗ならあるから代用したら?」と言ってみても、以前だったらアンチョビを買いに改めて出かけるタイプだったのでなにも言わなかったのだけれど自ら昨日のワタだれの残りを見つけてお使いになっておられ。年月ってすごい。青菜は茹でておいて、フライパンにオリーブオイル入れて温め、潰しにんにく入れて香りをうつして鷹の爪も入れて辛味も出したらワタだれを入れ茹で青菜入れて、塩して茹でたパスタ投入、茹で汁も入れて揺すって汁を乳化させる、とかしたみたい。

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ワタだれこっそりご飯のせ、はしそこねましたが、大変美味しうございました。

スーパーに回った時に茹でモツなどもなにやら買ってましてメインはトマト煮。コンセプトはイタリア田舎のトラットリアで、こちら気持ち的にはトリッパ煮ということのようであります。

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器選択を間違えたとか言ってました。

ポイントは最初にモツは焼き付けることだそうです。作り置きのトマトソースで煮てある。なかったらトマト水煮缶。冷蔵庫の買い置きミントや冷凍庫内のバジルも入れてくれてあって好み。味付けを聞いても最初教えてくれない。茹でモツはお出汁はあまり出ないから最初トマトソースで煮て塩しただけだと味がダスかったそうで、醤油やら入れてちょっと悩んでシラチャーチリソースを入れたとか。市販調味料で味を決めたのが本意じゃなかったようですが、

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美味しければなんでも。

デザートがわりは甘い胡桃ワイン。フランスの田舎舞台の探偵小説に出てきてたんだそうで。扱っていそうなところまで行って探し出してきたらしい。酔狂。お酒の類は勝手消費してなくなってるとちゃんと気づかれるのでしない。すごく美味しい胡桃風味の養命酒だこれは。

ごちそうさまでした。またぜひお願いします。量はも少し控えめでいいです。