Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

ほうとう すき焼き風仕立て

f:id:higanzakura109:20180127165555j:plain

地元食、ほうとう。ごたごたしててドロドロしててなんだかな、という偏見がありましたすみません。地元女子の方とお話する機会があって、ほうとう愛について、パッショネイトに語ってくれまして。お家で食すのが好きとな。「なぜなら」と続くのですけど。

基本はみそ仕立て。かぼちゃは欠かせません。かぼちゃとか里芋とかと一緒に麺を煮込んじゃう。煮込みすぎ、ということはあまりない。麺に粉がこれでもかってほどまぶしてあって、煮くずれ気味の根菜と共にとろみがついて、それで全体がトロッとする。家人も加わって言うには、どこぞでいただいたことがあるらしく、キノコ、キノコをどっさり山ほど入れるのがいい、タマゴタケなら最高、だそうだけど、運がよかったら地元のどこぞでご馳走になれるんでしょう。ベニテングタケと区別が難しいらしいタマゴタケ、ふつーは無理だから。

ついでに、その女子さんが語る「なぜなら」の続きは、実は翌朝の残りものの温め直しが美味しいのだそうで。「あ、それはなんというか、すいとん感覚?」と問えば、「そう」とのこと。うどんと思うからとろみが気になる訳で、贅沢すいとんと思えばいいのか。ということで垣根が下がったすいとん、じゃなかった、ほうとう

みそ味だけでなく好みの味付けで良いようです。写真は、みそ仕立てではなく、すき焼き風味? 牛さんと玉ねぎを甘めに炊いた昨日の残り物を汁ごと使用。隠れてますがかぼちゃもキノコも下に入って麺と共に煮込まれてます。上にのってる具はあとのせ。

思うにこんな風に一人前ずつ仕立てにすると、翌朝用に残せないですね。大鍋で作るときは好きな具を怖気づかずにどっさり入れるべく高校生息子(いないけど)にやってもらうのがよさそうな料理。陣中食だったという話もありますし。それはそれで完食されそうで残らないか。高校生娘がいいか。かつての高校生の地元女子さん、そうか、そもそもそういう話だわ。