Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

羊さんと野菜の煮込み タジン風

f:id:higanzakura109:20170709220657j:plain

ロッコ土産に、これをふりかけるとなんでもアラブ風味になるよ、というスパイスをいただいた。クミンとかクミンとかクミンとかと、えーと後はターメリックかな、他はもうわかんない、なミックススパイス。

モロヘイヤ、モロッコインゲン、オクラなど、アフリカアラブっぽいいかにもな野菜が野菜室にあるじゃないの、塩レモン代わりになりそうな文旦皮の塩麹漬けもあるじゃないの、買い置きしておいたジンギスカン用羊さんもあるとなっては、これはもうタジンへの道まっしぐら。タジン鍋ないからタジン風煮込みだけど。

ラタトゥイユなどでもそうしているのだけれど、野菜の形状が残る煮物は、生のままをみんな一緒にして煮込まずに、一度各野菜別別に、塩とオリーブオイルをまぶして凹凸グリルパンで強火でガーっと焼いている。漢前な味になると思う。(ポタージュとか優しい味にしたいときは生から煮るけど。)

プチトマト、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ(作りだしたらモロッコインゲン忘れた。悔。)は、トマトは丸のまま他は適当に切って、各野菜ごとに塩とオリーブオイルをまぶしてグリルで焼いたら上記順で鍋に重ねていく。一番上に羊肉。味に深みが出るのでグリーンオリーブもバラバラっと入れる。文旦皮の塩麹漬け。スパイスはどっさりふりいれる。

f:id:higanzakura109:20170709221206j:plain

野菜には火が通っているから肉に火が通るまでことこと。ざっくり天地返して火をとめてそのまま蓋しておいておく。

いただく前に温めなおして、ほんとはクスクスでいただくと感じが出るけれど、ご飯でもいけます。オリーブオイルと結晶塩をかけて。モロヘイヤ、この頂き方はいいかも。ほんとは、肉肉しい羊さんのスパイシーな生ソーセージ(メルゲスと言っていた)を入れたいところだけれど、これでも家庭用なら十分エキゾチック。客人用に味をもっと決めたいときは、チョリソーとか入れたらいいのでは。よくドライレーズンを入れるレシピも見るけれど、私はタジンにドライレーズンいれるのはパス。

このスパイスなくなったら、クミンたっぷりとターメリックでやろ。