Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

ケール煮込み ドイツ風 豚さんもたっぷり

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ケールだと思うの。いただきもの。くださった方も、農家さんおまかせの宅配野菜箱の中に入ってたが、なんだろうケールかな、とお持ちくださった。

ドイツ家庭料理にグリュンコールというのがあって。野菜の名前なんだけど料理名にもなっていたんじゃなかったか。ゴワンゴワンのちりめんキャベツなのだが、とてつもなく大きな葉でタライで洗うのだとか。市販品はそこそこにちぎられた葉が大袋に入って売られていた。葉牡丹のトウがたって茎が伸びた状態みたいなものが、冬場の閑散とした畑に、人よりも大きいお化けのようなビックサイズでにょきにょきと、ちょっと不気味に立っているのをたまに見かけたが、あれがグリュンコールなのではなかろか、と見ていた。これを豚さんの加工肉とともにクタンクタンに煮る田舎家庭料理。ほんとは、塊バラ肉の塩豚や、小麦などのつなぎが極力少なめの肉肉しいソーセージと煮るのだが、塊ベーコンとソーセージで。ざく切りしたケールに、塩または塩麹を少しだけまぶして、呼び水として少しの水を入れて、上に肉類をのせる。

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 弱火で40分くらいことこと。

蓋をあけると、ちゃんとグリュンコール煮の香り。葉の濃いいお味もよく似ている。

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ドイツ式は、ホントは、もう少し水分を多めにしてオートミールを最後に加える。とろみがついてドロンとしたキャベツ粥のようになる。家人が作る場合はそうなる。作る人の好みでまぁ適当に変わりまする。