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Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、もしかしたら、心理臨床

じゃがいもと菊芋のフリット風 コンフィオイルで + フリット太郎のお話

料理簡易記録

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 砂肝コンフィ菊芋のグリル 砂肝コンフィー添え - Fuji to Higanzakura を作ったときのオイルがあるうちにフリット(フライドポテト)。でも揚げるのはめんどうなのでフリット風。じゃがいもと菊芋は拍子木切りに近い気持ちで適当に切る。耐熱皿にのせてラップをかけてチン。チンチンに熱くはなっているが柔らかくなるまでではなくても良い。鍋にコンフィオイルを熱して鍋を煽っておいもさんを炒め焼き。コンフィオイルは、砂肝のゼラチンとかも入ってしまっていて焦げやすいけれど、普通の油ならば綺麗にできる。コンフィーの風味つき油でやりたいから自分は焦げてもあえてこんな機会にやるけれど。ステーキなどの付け合わせに。単品でいただくときは、マヨネーズなど。

 じゃがいもと菊芋それぞれ単品でやってもいいのだが、見た目ほぼ同じなのに味と食感が違うのが楽しい。

 仏圏ならば、骨付き鴨肉のコンフィー缶詰や真空パックを買って、身を取り出した残りの脂でやれば、植物オイルでなく鴨の脂の溶け込んだラードなので濃厚な!!フリットになる。こんなことをやっちゃうときはジャガイモ単品でグリーディーになるのも喜び。いつでもそんなフリットを、と願うなら、ガチョウの脂(graisse d'oie)が瓶詰めで売られていて、それを使えばいいんだなと横目で見つつ、常備はしなかったです!

 余談だが、ベルギーは大のフリット好き。フランス人はベルギーのことを、愛を込めてバカにすると言っていたが、日本人から見ると愛はどこだとドキドキするほど、ベルギーのイモ好きは揶揄されている。それにしてもベルギーはフリットの店が多い。しかも、お客が多いところに行けば、たいてい外れなく美味しい。フリットがざらっと入った紙の三角筒に顔が描かれているというベタな絵の看板が出ていたりする。フリット太郎。そういうお店は、おイモさんのフリットだけではなく、ジャンクな加工肉系の串揚げも並んでいて、注文すると揚げてフリットに添えてくれる。串揚げさんは特にお目当てではないのだが。フリットをそんなお店で買う際に。午前は揚げ油がきれいすぎて物足りない。加工肉系串揚げさんも大量に揚げられた夕方くらいからは油がくたびれすぎていて胸が焼ける。中程のタイミングで買うベルギーフリットの喜び、というのが実はございます。

 やはりベルギーのイモ好きを笑った仏人に「でもベルギーに行ったらこういうタイミングで買うと、美味しくてうれしくなるよ。」と弁護?したら、すぐさま「それは(自国ご自慢の)コンフィの原理だ!素晴らしい」とのことで落とし処成立。(コンフィ:素材を脂で煮ると、素材の中の脂が外に溶け出し味が凝縮される。フォアグラの特産地がコンフィの特産地でもあったりする。)