プルーンとチーズの
焼き餃子。
というタイトルにする勇気はなく。いや、その通りといえばその通りなんだけども。
「プルーンとチーズのフィンガーフードパイ」ということで。
フランスのアルザス•ロレーヌ地方及びその周辺地域で夏の終わりに出回る果物、クエッチ。プルーンと形がよく似ていて、それよりも小振り。プラムの仲間。タルトにするのが大王道。その時期のパティスリーは、クエッチタルト祭り状態で大量のクエッチタルトが並ぶ。生よりそのように加熱して食べるのがおいしい。
プルーンとゴーダチーズを頂く。
プルーンを眺めながらそんなクエッチを思い出す。ちなみにプルーンも生より加熱した方が好きだ。
プルーンを櫛形に切って過熱時の液どめに片栗粉をまぶす。餃子の皮にプルーンとチーズをのせ、指でつまみやすくなるように餃子の皮の端をたてて、グリルで焼く。もちろんオーブンでも。焦げ防止に上にホイル。途中でホイルをとって焼き目をつける。
食前酒とともに、「シュクレサレ(甘じょっぱい)系おしゃれ味だわ」テンションも少しあげてつまむ。食前酒という感じでもないときにすると、おかずでもないデザートでもないになって、ちょっと迷子。迷子でも焼きプルーンとチーズだ、腐っても鯛的力技。