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Fuji to Higanzakura

心理臨床ベースに少しずつ

深淵  周産期心理臨床セミナー⑤

周産期心理臨床 Higanzakura視点

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 状況によらず、どんなケースもかけがえのないものだが、今まで知らなかったことを聞くインパクトは大きい。

 22週未満であればそれは流産であり、25週目以降であれば、未熟児として保育器の中で過ごす期間は必要だが生命については比較的安定的なことが多い。その22週と25週の間にはエアポケットのような領域がある。昔であれば、生まれてきても、ただろうそくの火が静かにきえていくようなのを見ているだけしかなかった領域だったそうだ。

 その期間に生まれたハイリスクな赤ちゃんと親ごさんのケースを聞く。

 講師の方は、故河合隼雄氏が思春期についてを語る際に使っていた表現は、そのまま周産期にもあてはまると言っていた。

「誰しも深い谷を通っていく危険な時であるが、多くの人は霧がかかっていて谷の深さに気付かないために、難なく吊り橋をわたりきることができる。たまたま谷の深さを知ってしまった人にとっては思春期を通り抜けることは非常に困難な仕事なのだ。」

                       

まとめて①から⑧まで

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