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Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、もしかしたら、心理臨床

オマージュ記事①から⑧まで

① アレンティージョ風 亡くなったある作家さんのブログが好きだった。海の向こうで生活しているとき、そのブログにはだいぶお世話になった。 あさりと豚肉のアレンティージョ風なるものを、ブログを読んだ後によく作った。その作家さんがよく作っていたから…

今ならば  オマージュ⑧

「他者への敬意がない」というのはかなり究極的な非難の言葉か、ある種の人間性の欠落を指摘しようとする表現だと思うけれど、でもそもそも「他者性そのもののあり方」が双方で異なるのだとしたら? その作家さんがある表現をもじってスタニスワフ•レムを讃…

異質性の間の異質性 オマージュ⑦

ブログにはスタニスワフ•レム作品をめぐって色々書かれていた(記憶がある)が、その最後にスタニスワフ•レム氏を讃え、確か、ある数学者さんの言葉をもじって、以下のようなことが書かれていたと思う。 「SF作家とは文明の間の異質性を発見できる人である。…

言わせてもらう  オマージュ⑥

これだけブログで楽しませてもらっていて彼の作品を買わないのはおかしい。でも私は別にミステリー好きでもないので、もはやブログ御礼のお賽銭として購入した。とはいえ彼の作品群は、ミステリー好きの間では評価が高いという。家人は楽しんでいたが、ミス…

その人を通してでなければ見えない オマージュ⑤

SF作家のスタニスワフ•レムの作品、「ソラリス」「大失敗」「枯れ草熱」についても触れていた。それについての彼の思索に惹かれて、やはりSF好きでもないのに「ソラリス」「大失敗」を読んだ。名作とされているものだけれど、きっと彼の思索に触れていなけれ…

アルザス、アルザス  オマージュ④

ポール•アルテ氏がアルザス出身であることについても、ブログで言及し考察していた。そうした記述は、アルザス地方に対してのイメージが多層的になっていく自分の体験と離れ難くくっついている。歴史的なことだけではなく、初めてピエール•エルメ氏のケーキ…

違いを感じる力 オマージュ③

その人の書いている読書日記の感想が面白そうなあまり、フランスのミステリー作家であるポール•アルテ氏の作品群を、彼の真似をして無謀にも半分勘で原文で読んだ。 ポール•アルテ氏が実現しようとしている非フランス的なディクスン•カー的世界を、でもフラ…

なんの変哲もなくあること オマージュ②

その作家さんのブログは、なんの変哲もなく色味もない画面に枠があるだけで、その枠内に、生活記録と読書日記が淡々と書かれていたという感じだったと思う。そんな愛想なしフォーマットもいいなぁと思っていたが、いざ自分がブログをすることになってみたら…

アレンティージョ風 オマージュ①

亡くなったある作家さんのブログが好きだった。海の向こうで生活しているとき、そのブログにはだいぶお世話になった。 あさりと豚肉のアレンティージョ風なるものを、ブログを読んだ後によく作った。その作家さんがよく作っていたから。ポルトガル料理だと言…