Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

みどりトマトとししとう

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赤く熟す前のみどりプチトマトをコンスタントにもらえるようになった。

思いついた後は、当たり前やんなんで今さらと感じるのだけど、グリーントマトはシシトウ系と相性いいはずで。

すき昆布とお揚げさん、万願寺とうがらしとグリーントマトを少し甘めの醤油味で炊いた。(あ、大根をピーラーですいた奴も入れてた。)醤油には少し青唐辛子の醤油漬け(地元市販品)も入れたけれど、グリーンタバスコでも。

惣菜としてそのままでも。

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ご飯にのせても。

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お蕎麦にのせても。

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気を良くして、ピーマンとみどりプチトマトと高野豆腐の炒め煮。やはりうっすら甘い醤油味。ピーマンシシトウ系の甘にがさを爽やかを引っ張り出してくれるみどりトマト。緑トマト自体は渋みもあるけど、渋いのも気にならなくなって来た。熟す前の緑トマトなんてなかなか手に入らないけど、自家栽培している場合は、ちょこっとなんかに使うと、風味の体験として新鮮で楽しいと思う。

緑トマト遣いに自由になってきたところで、サンラータンスープ系に入れても。

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 これはきゅうりと豚さんとキムチと緑トマトスープ。卵もとき入れてますが。フォーいり。

 

そら豆とみりん炒めれもんのかき揚げ

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金時草を茹でた時の残り物の茎をかき揚げにするつもりで、他の素材なんかないかなと思ったら、茹でそら豆が冷凍してあって。お豆さんならレモン皮を合わせようと思い、金時草の茎と、茹で空豆と、みりん炒めレモン(作り置き。レモン皮などでも)3種まぜまぜして、粉で繋いで揚げたら、そら豆とレモンの組み合わせが秀逸で、気持ちはもはや、金時草忘れてそら豆とレモンのかき揚げ。

上記具材3種合わせ(あ、千切り酢漬け生姜の生姜も入れてたので4種。でも忘れてるくらいだし)、塩して、具材に粉をまぶし(小麦粉が切れていたので米粉と片栗粉半々くらい)、冷水入れて混ぜ具材同士がかろうじてくっつくかくっつかないかくらいのを、スプーンでとって熱した油で揚げていく。限りなくつなぎの衣は少ないタイプのかき揚げ(かどうかはもはやわからぬが)は、1センチくらいの浅い油に落としてしばらくほっといて揚げ焼きし、裏返してまた揚げ焼き法がバラバラになりにくい気が。気持ちはかき揚げだけど、作り方はお焼きかな。

そら豆ポクポクレモンが効いてて、風味はそら豆とレモンの素敵カップルに場を譲っちゃったけど、金時草の茎は食感パリパリサクサクになってテクスチャーに貢献。

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みりん炒めレモン

最近作りおいているレモンのみりん炒め。柑橘の皮の風味好きなので、以前は塩麹漬けレモンを作りおいていたのだけど、レモンを細かく皮ごと刻んでおいて味醂少しを沸かして炒めたものの方が、皮の風味は残りながら風味マイルド且つ保ちも安定しているようなので最近はもっぱらこちら。酸味というよりはレモン皮風味が欲しい時用。

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沸かしたみりんの中にみじん切りレモン入れてしばらくのんびり菜箸でジョワジョワさせながら転がす。瓶詰め保存。図書館かなんかで、多分もっと丁寧な作り方であったのだけど。

妖怪仕様水餃子はじめました

金時草の季節はじまりました。今年もせっせともらえそうです。癖のある風味が好物で。金沢野菜と聞いていますが。

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王道に、茹でてお浸し。おかか酢醤油。千切り酢漬け生姜のせてます。

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冷やし中華はじめましたならぬ、妖怪仕様水餃子はじめましたな季節です。金時草は、風味に力のあるお野菜だから水餃子にするのはありだとと思うのです。ついでにアントシアニン紫カラーが透けるも楽し。鳥ひき肉の買い置きはなくっても改めて買い物いくのもめんどいならめんどいなりに。湯がいて刻んだ金時草、千切り酢漬け生姜のみじん切り(普通の生姜でも。でも少しお酢が入ると紫がよく出るみたい)、塩、お肉さんの代わりのつなぎは水に浸してレンジかけてトロッとさせたオートミール少し(←思いつき)

お肉さん入りの具みたいにプリっとはしないけど、金時草風味はその分ストレートでこれはこれでよし。

↓この時みたいに、つくねはできないけど。

茹でて、酢醤油などかけるのはお好みで。

 

 

万願寺とか、ゴーヤとか、モロヘイヤとか、

夏野菜パレード。

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◯◯さんからの頂き物のなすを柵に切ったのと、やはり頂き物の万願寺唐辛子を、濃いめの塩水にしばらくつけてからグリルで焼いたん。隣で食べてた人が「七夕の短冊には、今年も◯◯さんが万願寺唐辛子をたくさん作ってくれますように、とオレは書くよ」とか言ってた。

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ゴーヤの炒め物だけど、豚さんの買い置きなかったらなかったでいいことに。ゴーヤとハナニラと黒きくらげ炒めて、味付けは、酒、豆豉、醤油、黒酢少々。炒める時に塩は少し入れてる。端に寄せて、空いたところで溶いた卵をふわっと焼いて、全体まぜまぜ。すりごまふってみたり。

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モロヘイヤ茹でたのは、好みの市販そばつゆを水で割ったやや濃いめの味の汁に浸しておく。汁にもとろみがついているので、茹でて水でしめたそばにモロヘイヤは汁ごとかけると、そばとの絡みがよくてよございます。上にのってるのは千切り酢漬け生姜だけど別になくっても。隣のモロヘイヤ好き男子が「今度これ、ご飯にものせたい。オクラも入れて。」だそうで。オクラは今のところまだ届いておりません。短冊にそれも書きんしゃい。

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モロヘイヤそばつゆ浸しの作りおき。便利。梅雨時のおまじないは梅干し。

 

 

インゲンと甘夏のサラダとか、イラクサ粉入りシチューとか

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豆類を柑橘とかネクターとか果物と合わせるの好きだ。ミント葉加えるのもよろし。

ロッコインゲン斜め切りして茹でてオイルとお酢と軽く塩。生ハムと甘夏の果肉と和えて冷蔵庫放置。

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青菜が満足に食べられないところに住んでいた時、イラクサの粉とか、麦の若葉の乾燥粉末とか(たまに売られてる)を、スープにもグリルしたお肉さんなどにもやたらとかけていたことがある。なんというか、つわりで土壁食べたくなっちゃう気持ちがわかるみたいな感じで欲しておりました。今思えば多分クロレラでも飲めばよかったのだろな。

今は青菜は満足出来るだけ食べられるのだけど、そんなわけでイラクサ好き(?)だったことを知ってる方からイラクサ茶をお土産にもらったので、茶っ葉をさらにグレンダーで細かくしてホワイトシチューに入れました。青臭くて懐うございます。

イラクサのポタージュ、レストランでたまに見かけると嬉しかったものですが、ドイツで食べるとやたらしょっぱく(ドイツのスープは総じて塩からかった)、フランスで食べるとクリームが重く、この素材の風味は好みなのにぃ、なことは往々にあったけれど。イラクサは多分もともとおばあちゃんの味系の古い素材で、扱うレストランのお味も古風だったのではないかと。ただ近年は、古い野菜復古ブームみたいなところもあるから、懐かしのおばあちゃん味だけどモダンなお味に食べやすくなってサーブされてるところはきっとあったと思うのだけれど、そんなシックなところには行かなかったし。

近所の店にあったイラクサ入りのマスタードも緑臭く爽やかで大変お気に入りだったのだが、メーカーが生産しなくなっただかでなくなってしまった時は悲しかった。

イラクサなんて日本でだって雑草みたいにそこいらで繁茂してるから根性があれば手袋して蟻酸に注意しながら自分で摘んで茹でればいんだけどやっぱりめんどいので、お土産のイラクサ茶で遊ぶくらいです。

白鳥の王子の話で末っ子の姫が墓場から取ってきて素手でチョッキを編んでたあのイラクサ。そいつあ痛いよ。

緑トマトとモロヘイヤのポタージュ

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客観的には渋くてまずいのだけど、その風味が根本的に赤トマトより好きなので頼んでおいてたまにあえて送ってもらう、うらなり緑プチトマト。赤く熟す前の硬いやつ。ジャムにしたりチャツネにしたりしてきたけれど、共に送られてきたモロヘイヤと相性が良いかもとポタージュに。やや重いお味のモロヘイヤ、赤いトマトとは重すぎるけれど緑トマトとならば。。。

お味の軸は緑トマトとモロヘイヤ。とろみづけは、菊芋(あったのが菊芋だったので。あったのがじゃがいもならじゃがさんでやっている)と玉ねぎ。緑トマト、モロヘイヤ、菊芋、玉ねぎ、はざく切りして塩麹回して、この順で下から重ね、風味づけにレモンみじん切りのみりん炒め(作り置き。なくっても)少しだけのせて火にかけて、くつくつ言ってきたら弱火にして蓋して50分。

バーミックスで撹拌して、容器に詰めて冷蔵庫。都度必要量をとって水で好みに伸ばして温める。トッピングはお好みで。(塩とか、柑橘皮とか、パプリカとか、オイルとか。別になくっても。)

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モロヘイヤスープは美味しくても少しもたれて、あとひくことなんてあまりないのに、緑トマト入りはおかわりしたくなりまする。

モロヘイヤって確かに食べると、なんかもう元気になるしかないという感じがするけれど、あのバテてる場合じゃないだろう元気出せ的なお味が辛い時もあり、もういいのです私は今はいっそバテさせてください、とお伝えしたくなる時があるのだけれど、この組み合わせだと、そんなこと感じずにするっいけておかわり、みたいになれるといいますか。

今回菊芋とかレモンのみりん炒めとかわけわかんないものも入ってますが、そこは重要でなく緑トマトとモロヘイヤの組み合わせ勝ちと思われ。

カレーのベースにも、ホワイトシチューの風味づけにも(白くなくなるけど)いけそうですが、ご機嫌なのでしばらくはこのままいただきます。色はすごいけど。

 

おまけ

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卯の花盛り。

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ヤマアジサイ(多分)。

色味のないのがしっくり来ることもある。

ゴージャスサラダとか、焼いたラムさんとか

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家人作。買って来たパック入りサラダ菜なんだけど、それにプラスしてトマトのざく切りとか、オクラ茹でたんとか、ズッキーニグリル焼きとか入っててゴージャスなのでございます。オリーブオイルと塩とレモン汁とにんにくすりおろし。サラダは手で和えなきゃいかん、だそうで、そのご意見は私も同じ。入手元は違うけど。家人は多分、元々の出所はジェイミーオリバー。普通のトマトはウリ臭い感じが苦手なんだけど、塩とにんにくかっちり効いてると苦手トマトも美味しうございます。塩味のエッジをちゃんと立てられるのは家人。

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あとはラム肉グリルパンで焼いたのと、赤ワインが出て来た。座って食べる人はご機嫌。