Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

万願寺とか、ゴーヤとか、モロヘイヤとか、

夏野菜パレード。

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◯◯さんからの頂き物のなすを柵に切ったのと、やはり頂き物の万願寺唐辛子を、濃いめの塩水にしばらくつけてからグリルで焼いたん。隣で食べてた人が「七夕の短冊には、今年も◯◯さんが万願寺唐辛子をたくさん作ってくれますように、とオレは書くよ」とか言ってた。

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ゴーヤの炒め物だけど、豚さんの買い置きなかったらなかったでいいことに。ゴーヤとハナニラと黒きくらげ炒めて、味付けは、酒、豆豉、醤油、黒酢少々。炒める時に塩は少し入れてる。端に寄せて、空いたところで溶いた卵をふわっと焼いて、全体まぜまぜ。すりごまふってみたり。

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モロヘイヤ茹でたのは、好みの市販そばつゆを水で割ったやや濃いめの味の汁に浸しておく。汁にもとろみがついているので、茹でて水でしめたそばにモロヘイヤは汁ごとかけると、そばとの絡みがよくてよございます。上にのってるのは千切り酢漬け生姜だけど別になくっても。隣のモロヘイヤ好き男子が「今度これ、ご飯にものせたい。オクラも入れて。」だそうで。オクラは今のところまだ届いておりません。短冊にそれも書きんしゃい。

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モロヘイヤそばつゆ浸しの作りおき。便利。梅雨時のおまじないは梅干し。

 

 

インゲンと甘夏のサラダとか、イラクサ粉入りシチューとか

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豆類を柑橘とかネクターとか果物と合わせるの好きだ。ミント葉加えるのもよろし。

ロッコインゲン斜め切りして茹でてオイルとお酢と軽く塩。生ハムと甘夏の果肉と和えて冷蔵庫放置。

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青菜が満足に食べられないところに住んでいた時、イラクサの粉とか、麦の若葉の乾燥粉末とか(たまに売られてる)を、スープにもグリルしたお肉さんなどにもやたらとかけていたことがある。なんというか、つわりで土壁食べたくなっちゃう気持ちがわかるみたいな感じで欲しておりました。今思えば多分クロレラでも飲めばよかったのだろな。

今は青菜は満足出来るだけ食べられるのだけど、そんなわけでイラクサ好き(?)だったことを知ってる方からイラクサ茶をお土産にもらったので、茶っ葉をさらにグレンダーで細かくしてホワイトシチューに入れました。青臭くて懐うございます。

イラクサのポタージュ、レストランでたまに見かけると嬉しかったものですが、ドイツで食べるとやたらしょっぱく(ドイツのスープは総じて塩からかった)、フランスで食べるとクリームが重く、この素材の風味は好みなのにぃ、なことは往々にあったけれど。イラクサは多分もともとおばあちゃんの味系の古い素材で、扱うレストランのお味も古風だったのではないかと。ただ近年は、古い野菜復古ブームみたいなところもあるから、懐かしのおばあちゃん味だけどモダンなお味に食べやすくなってサーブされてるところはきっとあったと思うのだけれど、そんなシックなところには行かなかったし。

近所の店にあったイラクサ入りのマスタードも緑臭く爽やかで大変お気に入りだったのだが、メーカーが生産しなくなっただかでなくなってしまった時は悲しかった。

イラクサなんて日本でだって雑草みたいにそこいらで繁茂してるから根性があれば手袋して蟻酸に注意しながら自分で摘んで茹でればいんだけどやっぱりめんどいので、お土産のイラクサ茶で遊ぶくらいです。

白鳥の王子の話で末っ子の姫が墓場から取ってきて素手でチョッキを編んでたあのイラクサ。そいつあ痛いよ。

緑トマトとモロヘイヤのポタージュ

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客観的には渋くてまずいのだけど、その風味が根本的に赤トマトより好きなので頼んでおいてたまにあえて送ってもらう、うらなり緑プチトマト。赤く熟す前の硬いやつ。ジャムにしたりチャツネにしたりしてきたけれど、共に送られてきたモロヘイヤと相性が良いかもとポタージュに。やや重いお味のモロヘイヤ、赤いトマトとは重すぎるけれど緑トマトとならば。。。

お味の軸は緑トマトとモロヘイヤ。とろみづけは、菊芋(あったのが菊芋だったので。あったのがじゃがいもならじゃがさんでやっている)と玉ねぎ。緑トマト、モロヘイヤ、菊芋、玉ねぎ、はざく切りして塩麹回して、この順で下から重ね、風味づけにレモンみじん切りのみりん炒め(作り置き。なくっても)少しだけのせて火にかけて、くつくつ言ってきたら弱火にして蓋して50分。

バーミックスで撹拌して、容器に詰めて冷蔵庫。都度必要量をとって水で好みに伸ばして温める。トッピングはお好みで。(塩とか、柑橘皮とか、パプリカとか、オイルとか。別になくっても。)

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モロヘイヤスープは美味しくても少しもたれて、あとひくことなんてあまりないのに、緑トマト入りはおかわりしたくなりまする。

モロヘイヤって確かに食べると、なんかもう元気になるしかないという感じがするけれど、あのバテてる場合じゃないだろう元気出せ的なお味が辛い時もあり、もういいのです私は今はいっそバテさせてください、とお伝えしたくなる時があるのだけれど、この組み合わせだと、そんなこと感じずにするっいけておかわり、みたいになれるといいますか。

今回菊芋とかレモンのみりん炒めとかわけわかんないものも入ってますが、そこは重要でなく緑トマトとモロヘイヤの組み合わせ勝ちと思われ。

カレーのベースにも、ホワイトシチューの風味づけにも(白くなくなるけど)いけそうですが、ご機嫌なのでしばらくはこのままいただきます。色はすごいけど。

 

おまけ

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卯の花盛り。

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ヤマアジサイ(多分)。

色味のないのがしっくり来ることもある。

ゴージャスサラダとか、焼いたラムさんとか

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家人作。買って来たパック入りサラダ菜なんだけど、それにプラスしてトマトのざく切りとか、オクラ茹でたんとか、ズッキーニグリル焼きとか入っててゴージャスなのでございます。オリーブオイルと塩とレモン汁とにんにくすりおろし。サラダは手で和えなきゃいかん、だそうで、そのご意見は私も同じ。入手元は違うけど。家人は多分、元々の出所はジェイミーオリバー。普通のトマトはウリ臭い感じが苦手なんだけど、塩とにんにくかっちり効いてると苦手トマトも美味しうございます。塩味のエッジをちゃんと立てられるのは家人。

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あとはラム肉グリルパンで焼いたのと、赤ワインが出て来た。座って食べる人はご機嫌。

チョコとチーズホットサンド

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脳に来るようなタイプの甘いものが欲しくなることがございます。ケーキやムースを買いにいくのはめんどいのです。もちろん凝ったお菓子を作るのも。

チョコとチーズとパンさえあれば。チーズは、クリームチーズじゃなくたって、以外となんだっていけるのです。やや癖があったって塩けも入ってたって、偶然産物的にはさらに良かったりするのです。今回入れてないけど、ドライフルーツとかジャムとかも入れちゃったりはお好みで。

漬物と牛さん炒めたんバジル風味

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コカブのぬか漬けと柴漬け刻んで、薄切り牛さん(塩と酒でちょっと揉んだ)と炒めたん。最後にバジルはどっさり。作り置きにしておいて、茹で戻したフォーと和えて好きなものトッピングしたり。

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すぐにごはんに添えていただいてもよし。

 

イワシトマトパスタ

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家人作。イワシのパスタが食べたくなったのだそうです。生のイワシはなかったので一夜干しを買ってきて骨と頭をグリルで焼いて外してました。ほんとはフライパンで焼きたかったらしいけどコンロは二口なので、一つはパスタ茹でて、もう一方でソースつくるので無理。ニンニクと鷹の爪とアンチョビをオリーブオイルでじくじくと炒め、カットトマト缶を投入してさらにじっくり煮詰めて水分を飛ばし(ポイントだとか)、イワシとケイパーを入れて一煮して最後にバジルを入れたらし。たっぷり目の塩入れて茹でたパスタとまぜまぜ。パスタは、スパゲティでなくリングイネがいいとか、あ、白ワイン入れたけどほんとはベルガモットを入れるんだ、あれは日本食のみりんなんだいきなり風味がイタリアンになるんだ、とか色々こだわりがあるようです。白ワインだったのは本意じゃないみたいですが私が作るよりはもちろんお店より美味しい気がします。お味に勢いもあってここはイタリア?と伝えてみました。客人が来て作ってもらうと失敗せずに作ることに注力してお味にここまでの勢いが無くなるので、本人以外は一人しかお味知らないのはもったいないけれどパートナー特権。ご馳走さまでした。ベルガモットどっかで見つかるといいですね。