Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

ふわふわ卵スープ 漬物入り

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昔、ブラッスリーのメニューに卵スープというのがあって、軽くて食べやすそうかもと頼んだら、パン粉、粉チーズ、卵を混ぜたものをスープに流した溶き卵汁のようなものだった。パン粉入りふわふわ溶き卵スープのコンセプトは気に入ったのだがなにぶん入っているチーズ量が多くて軽食とはいかず、チーズ量減らしてピクルス刻んだのを入れてパセリ振ってくれたらいいのにな、と思ったことを思い出し。

ちょうどお漬物をいただいて。最近は漬物嫌いではないけれどそれでもやはりたくさんは食べられない。人参きゅうり大根さんの漬物を細かく刻んで、パン粉(市販パン粉は常備してないので食パンの耳をフープロで粉砕したものを冷凍しといたやつ)、卵を混ぜ混ぜして、粉末鶏ガラスープをお湯で溶いたもの(無添加ものでも溶いてから一度煮立てるとインスタント臭が和らぐ気がする)に流し込む。これはチーズなしで、つまりチーズの代わりに漬物。黒胡椒ガリガリ。

漬物の酸味と旨味で予想よりいけます。オリーブオイルも少しかけると漬物味がより丸くなる。お腹お疲れモードでもダイジョブ。きゅうりの古漬けとかでも合いそうです。

漬物消費技。

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薄切り肉との炒めものという手も。

かぶさんとか大根さんとか

みずみずしいかぶさんたくさんやってきた。切るとヌメッとしていて大変いい感じである。適当に切って塩麹回すだけで美味しいよ、とくれた人が言うのでやってみた。

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塩麹和えたてでも、冷蔵庫放置して水が出た状態もいけます。時間放置したやつは柑橘汁少しかけてもいいかも。

ピカピカ大根さんもたくさんもらったので、薄味の出汁で炊いたん。

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薄味の出汁汁というのは見栄はりました。ちょっとうそ。お気に入りのそばつゆみたいなの水で割って薄味にしただけ。皮むいただけで下ゆでもしてないけど、大根くさいのもストウブ鍋で炊くとお味と思える気がするので、そのまま炊いただけ。

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山東菜茹でたんも一緒にお浸しにしてみたり。あっためても冷たくても。

かぶさん大根さんは、喉が痛いまでは行かないし風邪まではいかないけど、なんか喉周りが乾燥してるなって時にいただくと楽になって潤う気がする。こういうときは毎食食べても飽きなかったり。

 

色味すらない地味惣菜なんなのでおまけ

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空き家に咲いてたアザレアもろてきてん。寂しげ感ごとおいでになった。妖精小鬼さんと名付けてみたり。

そら豆祭り

旬の採れたてそら豆が山ほどもやってきた。

サヤにフォークで穴開けてグリルで焼く。オリーブオイルと塩などで。サヤ付きで蒸し焼きしたそら豆さんは味が濃くておご馳走。

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一方でたくさん食べるなら茹で。塩したお湯で茹でてからまたお塩をまぶす。

旬の採れたてそら豆は食べ出すと止まらないし、お腹は膨れるから一定量以上食べるなら他のものを一緒にいただくのには向かないし、もうひたすらに茹でそら豆、というふざけた贅沢もできてしまうほどの量。

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こんな感じ。旬のものはたくさん食べても太らない気がするけど、それは気のせいよねやはり。「バケツで食べる」という表現は、ムール貝とそら豆については、比喩ではない。さすがに二人でも全部は食べきれなかった分は薄皮剥いて冷凍。

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皮むきはけっこう大変です。

 

はつたまご

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お持ち帰りして暖かい部屋で食べる冬の濃いめプリンのお味に心溶けたが、温かくなった季節には外のテラスで川音聴きながらいただけるケーキ屋さん。至福。プリンも季節でお味が変わる。

前の前の冬のこと、地元のケーキ屋さんで何気に買ってみたプリン(シンプルめ)が大変好みで、パティシエさんの技術はもちろんあるのだろけれど、とある養鶏場の卵使用とのことで、その養鶏場さんも行ける距離だったので酔狂ぶりを発揮して卵をそちらに買いに行ったら、卵の風味もお味もしっかりするのに黄身が生臭くなく爽やかで、好みプリンから辿ってきたらやはり好みの卵さん。以降そちらに買いに行くようになり。数ヶ月たったころ好みは好みのままなのだけど、ちょっとお味が薄くなった気がして、飼料変えた?と尋ねたら、温かくなると鶏さんもお水を沢山飲むからね、2月頃のが一番お味が濃いけれど、そういうお味が好きならば、春に若鳥を入荷して初めて生み出す初卵がまだまだサイズが小さくて市場にはあまり出さないけれどお味が濃いよ、今ちょうどここでは出してるよ、と教わってお持ち帰り。可愛いサイズでそれが美味しかったのです。あっという間に初卵の季節は終わっちゃったけれど。

で、この春も出始めていた初卵。いそいそとゆで卵。

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忘れていましたそうでした、あんまり鮮度のいい卵は茹でると白身がコキュコキュするんでした。

はつたまごの醍醐味は、何と言っても卵かけ

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ごはん。

 最初、新卵と書いてアップしちゃいました。初卵ね。

 

バルごっこ

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カツオの缶詰のちょっとお高いやつと、シシトウをガガっと炒めたん。

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カツオ缶詰。ちょっと素敵パッケージ。

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バルごっこのはずでも、お家だとご飯のせなんてこともできる。赤い粉末は、燻製パプリカ粉。いいなこれ。

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バスクの羊さんは黒いお顔をしている。そして羊飼いのおじさまは黒いベレーを被っていて、羊飼いさんじゃなくても黒いベレーを被っていたりする。以前から家人は欲しがっていて、でも似合わない自覚があるのでやめていて。当地近くの知り合いさんから、ほんとなのか自虐ネタかは微妙だけど、あれは蒸れてハゲるんだよね、ハゲるから余計かぶるんだよね、と言われたとか。それできっぱり諦めたのかは微妙で帽子屋さんを眺めていた。で、羊さんのチーズ。黒さくらんぼジャムも特産で、国境挟んでフランス側は、やはり特産のさくらんぼジャムはチーズと合わせたはず。スペイン側はどうなのか体験せずじまいだったけど、合わせるんじゃないかしらと合わせてみたり。別々に食べても美味しいです。チーズはしっかりした酸味があったので、ジャム合わせは美味しいなと思いましたが。

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お楽しみのディジェスティフ、パチャラン。スーパーのお酒コーナーでいっぱい並んでいた。頑張って酔狂にお持ち帰りしても当地で飲んだ時の方が美味しく感じるものだけど、開栓仕立てということでかエッジ立ってて美味しく酔狂がいがあったというもの。パチャランは、スピノサスモモなるもののアニス風味リキュールだけど、コーヒー豆も風味づけに入れているらしい。知ればコーヒー風味のポイント高く、それで、ボワンとしがちな、日本人的にはやや苦手目なアニス風味も締まって好みなのかな。安酒なのにデザート並の多幸感よろし。

大根葉丼

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大根葉刻んで炒めて、塩してかつぶし粉ちょっとふって、しらすが冷凍してあるはず記憶は偽だったので(あれ)、代わりにツナ入れて、お醤油鍋肌から入れて焦がしたん。動物性だしが入る時は、甘い味は添加せずしょっぱい系ストレート。入れない時は、ナッツとか入れてお味噌と甘み添加もいいですね。

 

初物 そらまめ

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初物そらまめが届く。サヤから出して塩をゴシゴシ刷り込んで茹でる。私は夜いただいたけれど、夜遅かった家人には朝提供だったのであちら様はビールなし。

他に届いたもの。

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初物コールラビ。形状より「毛が3本」という愛称を与えている。それからカブさん大根さん。もはやコカブではなくカブになっている。こないだは、ふわふわつまみ菜とおまけのおつまみチビ大根だったのに、立派なお大根ともさもさ大根葉。浦島気分。そら豆は玉手箱。