おしょうにん 「くろかわ」とか「老茸ろうじ」って言うらしい
茹でて大根おろし
焼いてお醤油
地元では、おしょうにんと言っていた。お坊さまの墨染の袈裟の色だから、と教わった。送られて来た。いただけるとは思わなかった。20年ぶりくらい。
お酒好きさんに珍重される希少きのこ。爽やかな苦味で、焼いた場合は、苦味の後に一瞬甘みがくるけれど、お腹に重くたまるような旨みではない。焼いた汁とか、おろし汁も少し入れ塩と醤油で薄く味をつけた茹で汁とかが、苦味も含めてやたら美味しいので(身体に染みる)もちろん旨みはあるのだが、旨みというより気持ち的にはもはや薬効。
こちらの説明 老茸(クロカワ)がお味の雰囲気を伝えてて素敵ですが、私の周りの中年女子、老年女子は、軒並みおしょうにんに目がない。牛丼屋に入って、そこにある世界観を崩すのは遠慮していますが、おしょうにんをいただくことを譲る気はない。ひっそりいただくのが美味しい茸であることには同意。
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おまけ
おしょうにんではありません。友人と森歩きした時に、友人に返されたきのこ。傘は青みがかった鈍鉄色。返されたら、鮮やかな蛍光青灰色。ルリハツタケ? だとしたら美味しいらしい。この色で。ひえ。
バジルと豆腐のラビオリ
フィリングは、刻みバジル、水切り絹豆腐、チーズ刻んだもの、塩麹漬けレモンを刻んだもの(自分が代用するとしたら、ケーパーとレモン皮)、片栗粉少し。
餃子の皮で包んで(包み方はこれと同じ。 ムラサキ透ける水餃子 / 焼きつくねだってムラサキ - Fuji to Higanzakura)、茹でたら、オリーブオイルと、レモンピールと、生バジル。黒胡椒ガリガリ。
バジルと豆腐の水餃子
と思うのも楽しい。
スライスりんごプディング
スライスしたりんごをプリン液(卵、砂糖、ミルク)にまぶして並べ、平皿にお湯を張った低温オーブンで蒸し焼きしてみた。
優しいお味で、おやつ作ってる感が嬉し恥ずかしなところもあって楽しいけれど、紅玉の場合は、直接焼く方が好きかな。
パンペルデュ タタン
パンペルデュ、つまりそれはフレンチトーストなんだけど。マシュマロには触手が動かないけど、仏語でギモーブと言われると買ってしまうのと同じ。マシュマローギモーブ問題。えと、なんの話だっけ。
自分が作るものをパンペルデュと思う時はパンペルデュです。
タルトタタン式をパンペルデュでいたします。
こんな単純仕様のホットサンド器で。
ホットサンド器の両翼面でバタを溶かし、片翼面に昨日焼いたりんごを並べていく。フレンチトースト液につけておいた食パンを上に乗せて、もう片翼面をムギュッと被せて焼く。りんごに焦げ目がついた頃に裏返してパン面も焼きまする。やや厚めの6枚切りだとふわふわ感がデザート風を増してくれますが、液が溢れてコンロもあらあらなことになったりします。いただくと幸せだったので今回はとりあえず帳消しに。グリルスライスアーモンドとメープルシロップで。
昨年も似たようなことをやっている。
焼きます
バタ溶かして、砂糖(今回うちは粗糖)をざらっと入れて櫛形に切った林檎を並べレモン汁(現在うちはカボス汁)もちょっとかけて焼く。
お味にこだわるなら、ほんとはグラニュー糖が美味しいと思う。キャラメリゼされた時のお味がよいと思うのだけれど、普段常備していないので、こゆ時は、ちょっとしまったな、と思う。思うけど、そのためにお買い物に行くのはめんどいの。
裏技ですが、コーヒーとメープルシロップを加えて煮詰めるという手がございます。グラニュー糖のキャラメリゼのような華やか感はないけれど、素朴感は紅玉に合うんじゃなかろか、ということに。コーヒーの苦味は、入れた人にはわかるけど、もちろん敏感な人にもわかるけど、でもそもそもコーヒーメープル、加熱林檎さんと相性は悪くないと思いマス。
アイスクリームあったらよかったですね。ない袖は振れない。