Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

失敗はしょっちゅう

ミルクわらび餅。お豆さんのミルクで。葛粉をミルクにといて甘みも入れてしゃかしゃかぐるぐる根気よく煮詰めてねっとりぼったりしてきたら氷水に落としこんで、その中で手で絞り出してちぎっていく。きれいに丸まらないとかは気にしない。

ルバーブコンフィチュールのせ。

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甘酒マリネマチェドにアのせ。

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美味しそうに見えるのに。でもお豆さん風味のわらび餅ったら、フルーツ味(ルバーブは厳密にはフルーツじゃないけど甘みが加わるとフルーツ味)と合わせると、「何かと合わせるんならフルーツじゃなくて、きなこと黒蜜とかにしてくださいよしてくださいよしてくださいよってばー」ってずっと主張してきた。す、すみませんね。そのままならそれはそれで美味しかったのに。

甘酒マリネのマチェドニア

フルーツを切って少しのレモン汁をかけ甘酒であえて冷蔵庫放置。酒粕和えみたいになっちゃう見た目については、不器用さんは器に補ってもらったり。 今回はマンゴーとブドウと宇和ゴールド。お砂糖使ったマチェドニアのゴージャスハーモニーとは違うけれど、色んな果物の汁が複雑に混ざってる優しいお味。

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おまけ

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気持ち的にはミルクがけコーンフレーク。切っただけ果物とポン菓子に、たっぷりミルクと甘酒。

ケール煮込み ドイツ風 豚さんもたっぷり

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ケールだと思うの。いただきもの。くださった方も、農家さんおまかせの宅配野菜箱の中に入ってたが、なんだろうケールかな、とお持ちくださった。

ドイツ家庭料理にグリュンコールというのがあって。野菜の名前なんだけど料理名にもなっていたんじゃなかったか。ゴワンゴワンのちりめんキャベツなのだが、とてつもなく大きな葉でタライで洗うのだとか。市販品はそこそこにちぎられた葉が大袋に入って売られていた。葉牡丹のトウがたって茎が伸びた状態みたいなものが、冬場の閑散とした畑に、人よりも大きいお化けのようなビックサイズでにょきにょきと、ちょっと不気味に立っているのをたまに見かけたが、あれがグリュンコールなのではなかろか、と見ていた。これを豚さんの加工肉とともにクタンクタンに煮る田舎家庭料理。ほんとは、塊バラ肉の塩豚や、小麦などのつなぎが極力少なめの肉肉しいソーセージと煮るのだが、塊ベーコンとソーセージで。ざく切りしたケールに、塩または塩麹を少しだけまぶして、呼び水として少しの水を入れて、上に肉類をのせる。

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 弱火で40分くらいことこと。

蓋をあけると、ちゃんとグリュンコール煮の香り。葉の濃いいお味もよく似ている。

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ドイツ式は、ホントは、もう少し水分を多めにしてオートミールを最後に加える。とろみがついてドロンとしたキャベツ粥のようになる。家人が作る場合はそうなる。作る人の好みでまぁ適当に変わりまする。

 

ルバーブ② ルバーブタルト

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店頭にずらっと並んでいたルバーブタルトが懐かしいのでタルトも作る。赤い部分を昨日のコンフィチュールで使っちゃったから色目がちょっと寂しい。

タルト生地は、ホットケーキミックスに油を加えてミルクなどの水分を加えて丸めて冷蔵庫で少し冷やして伸ばしたもの。全部ビニール袋の中でしてしまう。米粉ホットケーキミックスを使うときは水分として卵白は加えた方が扱いやすいみたい。型には油を塗って粉をはたいておく。

でもルバーブは酸味の個性が強いから、一手間かけてタルト生地を作らなくてもフィリングをココットで焼くだけでも多分、わあルバーブだ、と幸せになれそうな気も。

カスタードクリームをちゃんと作らなくても、焼き込んじゃうときはフィリングも適当。今回は、卵黄、砂糖、水切りヨーグルト、アーモンド粉に、ざく切りしたルバーブ

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ルバーブ① コンフィチュールはクリームと 他

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ええルバーブ。変な野菜好きを知られて、地元でも作ってる方がいるのよ、とそこから持ってきてくださった。涙。ルバーブルバーブ

長い冬が終わって、復活祭も終わって、ほんとにあったかくなってきて、キラキラしい初夏の5月6月、バラが一杯、太陽もいっぱい、の頃に出回り、パティスリーさんでは、カスタードフィリングのルバーブタルトが山のように並ぶ。だからルバーブは、大陸の長い暗い冬がほんとにあけたというのとセットになっていてふわーっと上気する。大陸だけじゃなくイギリス人も大好きらしいけれど。

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私は美味しいと思うけれど、基本ひたすらすっぱい。甘みなく酸っぱい。冬期肉食からのデトックス食物という話しもあって、料理番組なんかを見てるとシェフさんが必ず、食べ過ぎるとお腹壊すからね、というお話をする。

カスタードなど、クリーム系と相性が良い。加熱するとすぐに煮くずれるのでコンフィチュールはあっという間にできる。ざく切りしてお砂糖加えて15分、少し水が出てきたらちょっと呼び水的にリンゴジュースなどを少し加えてそのままレンジチン。様子を見ながらかけるけれど、5分もかからず、こんな風になる。ジャムとしてパンといただくよりもクリームとデザートとしていただくのが好み。

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スポンジの上にクリームとコンフィチュールのせたトライフルなんかを作るといいわけですが、市販のクリーム系デザート買ってきてのせちゃう(冒頭写真)。

 

 

おまけ

ルバーブと根菜とのマヨネーズサラダ。とうてい思いつけません。table oginoさんレシピ。拝。

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茗荷のグレープフルーツ和え 鶏さんと

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茗荷(これは茎みょうがだが普通の茗荷でも)ざく切り、グレープフルーツ、梅酢、醤油、好みの油分(今回うど皮油)ウド祭り④ うど皮油/ウドピクルスのタルタルきゅうりカナッペ/うどのチーズ焼き/湯煮サバうどピクルスのタルタル添え/ - Fuji to Higanzakura

そのままサラダとしていただいてもいいが、蒸し鶏さんやゆで豚さんとも。今回は鶏さん。

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小松菜中華炒め

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小松菜炒めて、鶏ガラスープに片栗粉でとろみ。

 

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寂しいのでコノハナサクヤヒメにお出まし願う。このくらいからは夏も含めてお目見え率がかくんと減る。これは2月のもの。