Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

豚の角煮風簡易ヴァージョン 甘みに黒にんにく使用

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豚バラ塊さんは脂の質が良さそうなものを選んでみたり。うれしくなるくらいの大きめに切り分け、テフロンパンで油なしで表面の色が変わるくらいに焼いたら、できれば泡盛か焼酎(なければ酒)をひたひたくらいに注ぐ。八角代わりのアールグレイ茶葉(コーヒー豆用グレンダーで粉にしてそのまま入れちゃったけれど、茶葉のままならお茶パックに入れても)、柑橘の皮(今回文旦の皮。なくっても)を入れ、酒が湧いたら千切り酢漬けしょうがとそのお酢(普通にお酢としょうがでも)を投入。後は弱火でのんびり30分以上ふつふつ煮る。お肉も柔らかくなってきたら、黒にんにくはドライプルーンと味がよく似ているから、豚さんときっと相性がよかろうと、ビニールなどの中でつぶした黒ニンニクを入れてみる。一応黒砂糖も少し。お醤油。ちょっとだけナンプラー。さらにしばらくふつふつ煮る。ゼラチン質の部分がとろとろに柔らかくなってきても、まだ水分が多いようなら強火で水分を飛ばしながらお肉に絡めていく。

晒し葱などと。やはり黒ニンニクの甘みは豚さんとよく合うと思う。お肉の脂苦手さんでも大丈夫。ちなみに気づいたことだけれど、ペースト状の黒ニンニク、油と乳化はしないみたい。ペースト状黒ニンニクと、透明な油にきれいに分かれる。溶けてるうちなら残りを保存する際に脂をきれいに分けられる。茶葉を含んだ黒ニンニクペーストはお肉さんでこそげてまとわせてしまう。

長芋キウイ納豆そば

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タイトルのまんまですが。長芋とキウイの組み合わせを以前のせたけれど長芋のキウイ和え - Fuji to Higanzakura、納豆入りもいいの。いいのと言いながら人様に出したことはないけれど。

ひきわり納豆は醤油とわさびを入れてまぜまぜ。長芋とキウイの小さめ小口切りもいれてまぜまぜ。湯搔いて水でしめ、塩と好みの油(オリーブでもえごまでも)であえておいたおそばの上にのせる。蕎麦派ですが、そうめんの類いもいけます。

レンゲなどをお箸とともにお使いください。

いろいろ野菜ポタージュ ニンジン入り

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ポトフやけんちん汁にはニンジンを入れないけれどニンジン嫌いというわけではなく。野菜が色々混ざっているにしても、ポタージュならばニンジン入りはむしろ好き。色目的にもお味も、元気になりそう、という気になる。

共働きの多いフランス家庭では、週末に寸胴鍋一杯の野菜ポタージュを作り、ウィークデイの夜は、日によって、近所のお肉系総菜屋で買って来たパテを添えたり、チーズを添えたりをバケットと、みたいな感じでひたすらずっとそれを食べている、というエッセイ本があったが、実例も知っているので、けっこうほんとにそうな気が。その時々でメイン野菜は変わるけれど。

というわけで、お野菜は好きなものやら冷蔵庫の半端残り物やら。

今回は、プチトマト、芽キャベツ、キャベツ、タマネギ、ニンジン。

ちなみに芽キャベツが入ると味が深くなってお気に入り。もう終わりだけれど。素材を切ってはちょっと塩麹をまぶし、素材別に重ねていく。重ねる順番は、土に生えてるときの高さの逆順というおまじないを友人に教わって以来、そうしている。

コップ一杯ほどの水をくわえて、中火で煮立ったら弱火で蓋して30分。鍋一杯の野菜が3分の1に。バーミックスでペーストにしてタッパに入れて冷蔵庫へ。その都度必要量をお鍋にとりだし水と伸ばして温めてスープにする。これでプチスープ2人分×3回。

 

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イースターエッグチョコをもらってはしゃぐ。今年は4月16日か。受難曲も聴くよ。太陽色のスープをいただいて、チョコも食べながらだけど。

里芋とオイル漬け牡蠣のオムレツ スペイン風

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オイル漬けの牡蠣牡蠣のオイル漬け 大根カナッペ - Fuji to Higanzakura、オムレツにしてもよかろかと思うも、旨味強すぎな気もして少量をちまちまいけるようにスペインオムレツ。じゃがさんか里芋さんか悩んで里芋選択。じゃがさんでも良いと思う。スライサーでスライス。長ネギ適当切り。合わせて、梅酢と塩をもみこんでラップしてレンジでチン。牡蠣のオイル漬けを適当に切ったものと、文旦塩麹漬け(なくっても)文旦の皮の塩麹漬け - Fuji to Higanzakura、少しを千切りしたものも加えて、溶き卵と合わせる。スキレットに油を多めに熱して種を流しこみ、蓋をして中火の弱火くらいで焼く。反対も。(小さいスキレットなら皿をかぶしたりしなくてもフライ返しでひっくり返せる。)

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わあ、文旦皮をものともせず旨味強すぎ、自分のひ弱な旨味受容はあわあわと飽和状態と思ったら、さすがにもとがバルの作り置き肴用オムレツなだけあって(いや、こんな組み合わせないだろけど)、一晩置いたら馴染みました。

気が向いたときに作って、つまみとして置いておこうや、というものですね、スペインオムレツ。

 

たらの芽とうこぎが来た

露地もののたらの芽とうこぎが届く。好物。特にうこぎ。上杉鷹山とセットで覚えるうこぎ。ウコギ/うこぎ<春の山菜:旬の野菜百科

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たらの芽ゆでてほんの少しの酢みそであえたん

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たらの芽のてんぷら。不器用さんは、衣たっぷりふわふわさくさくプロ仕様は無理なので、衣は極力少なめのカリカリを目指す。米粉と片栗半々、塩と水。本日は炭酸水を切らしていたので氷入りの冷たい衣で揚げる。いいやん、衣これで。

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真打ちのうこぎのおひたし。おかかしょうゆが一般だろうが、採れはじめのうこぎはおかかもいらない。ほんの少しのお醤油で。こんな小鉢はうそで、丼でいけるけど一応この5倍くらいの小丼。あたたかい地域や初夏に近くなった頃の芽は灰汁が強かったり大味になったりしてしまうけれど、寒い地域で出始めのまだ小さい芽は、お腹なんて異次元につながる。周囲の蠢くような春の気配が苦手さんでも季節を諦め受け入れられるカンフル剤。春先苦手さんは、機会があったら、そんなウコギを半分泣きながら丼でどうぞ。子どもなんかは、春先にどこにそんなに入るんだというくらいに食べ、季節がすすむとまだ食卓に出ていてもいきなりパタっと食べなくなる。いや大人でもそうだけど。

全部を潔くおひたしでいきたい気もするが、うこぎ飯にすれば少し冷凍もできるのでうこぎ飯。うこぎは、細胞に傷をつけるみたいな気持ちで粗塩をして手の平でこすりあわせたりして塩をもみこむ。少し置いてから洗いながし、もう一度結晶塩をふっておいたものを、炊きあがったご飯にのせて少し蒸らす。

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うこぎ飯おこげつき。

うこぎを洗っていたら中にさくらの花びらが一枚。ここら辺りは、さくらはまだ咲く気配はないけれど。一足先に春をいただく。ごちそうさまでした。

 

 

 

長芋ポタージュ

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鍋で豆乳をあたためる。しっかり温めた方が臭くない。温める際にしょうが片を入れても。長芋のすりおろし。自分はここで梅酢数滴(なくっても。入れる場合は長芋を入れてとろみがついた後でないと豆乳が固まる。)塩気の調整。青菜を刻んだものを入れる。トッピングはお好みで。今回はネギ油と千切り酢漬けショウガ。オリーブオイルとチリペッパーなどでもいいと思う。長芋のポタージュは牛さんのミルクではやったことがない。おいしくないということもないだろうが、なんとなく、豆乳がないならばポタージュ風にはせずみそ汁とかですり流し汁にしてしまう。

長芋のすり流し汁 - Fuji to Higanzakura

 

 

 

 

オレンジとアーモンド

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ブラッドオレンジとピンクグレープフルーツと蜂蜜。アーモンドは軽くグリルしている。柑橘とアーモンドとの組み合わせは素敵。胡桃だと、オレンジやグレープフルーツにはちょっと胡桃の油の臭いが気になってしまう。ちなみに金柑は、ごまもくるみもいけて懐が深いと思う。