Fuji to Higanzakura

料理簡易記録、ときどき、?

いろいろ野菜ポタージュ ニンジン入り

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ポトフやけんちん汁にはニンジンを入れないけれどニンジン嫌いというわけではなく。野菜が色々混ざっているにしても、ポタージュならばニンジン入りはむしろ好き。色目的にもお味も、元気になりそう、という気になる。

共働きの多いフランス家庭では、週末に寸胴鍋一杯の野菜ポタージュを作り、ウィークデイの夜は、日によって、近所のお肉系総菜屋で買って来たパテを添えたり、チーズを添えたりをバケットと、みたいな感じでひたすらずっとそれを食べている、というエッセイ本があったが、実例も知っているので、けっこうほんとにそうな気が。その時々でメイン野菜は変わるけれど。

というわけで、お野菜は好きなものやら冷蔵庫の半端残り物やら。

今回は、プチトマト、芽キャベツ、キャベツ、タマネギ、ニンジン。

ちなみに芽キャベツが入ると味が深くなってお気に入り。もう終わりだけれど。素材を切ってはちょっと塩麹をまぶし、素材別に重ねていく。重ねる順番は、土に生えてるときの高さの逆順というおまじないを友人に教わって以来、そうしている。

コップ一杯ほどの水をくわえて、中火で煮立ったら弱火で蓋して30分。鍋一杯の野菜が3分の1に。バーミックスでペーストにしてタッパに入れて冷蔵庫へ。その都度必要量をお鍋にとりだし水と伸ばして温めてスープにする。これでプチスープ2人分×3回。

 

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イースターエッグチョコをもらってはしゃぐ。今年は4月16日か。受難曲も聴くよ。太陽色のスープをいただいて、チョコも食べながらだけど。

里芋とオイル漬け牡蠣のオムレツ スペイン風

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オイル漬けの牡蠣牡蠣のオイル漬け 大根カナッペ - Fuji to Higanzakura、オムレツにしてもよかろかと思うも、旨味強すぎな気もして少量をちまちまいけるようにスペインオムレツ。じゃがさんか里芋さんか悩んで里芋選択。じゃがさんでも良いと思う。スライサーでスライス。長ネギ適当切り。合わせて、梅酢と塩をもみこんでラップしてレンジでチン。牡蠣のオイル漬けを適当に切ったものと、文旦塩麹漬け(なくっても)文旦の皮の塩麹漬け - Fuji to Higanzakura、少しを千切りしたものも加えて、溶き卵と合わせる。スキレットに油を多めに熱して種を流しこみ、蓋をして中火の弱火くらいで焼く。反対も。(小さいスキレットなら皿をかぶしたりしなくてもフライ返しでひっくり返せる。)

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わあ、文旦皮をものともせず旨味強すぎ、自分のひ弱な旨味受容はあわあわと飽和状態と思ったら、さすがにもとがバルの作り置き肴用オムレツなだけあって(いや、こんな組み合わせないだろけど)、一晩置いたら馴染みました。

気が向いたときに作って、つまみとして置いておこうや、というものですね、スペインオムレツ。

 

たらの芽とうこぎが来た

露地もののたらの芽とうこぎが届く。好物。特にうこぎ。上杉鷹山とセットで覚えるうこぎ。ウコギ/うこぎ<春の山菜:旬の野菜百科

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たらの芽ゆでてほんの少しの酢みそであえたん

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たらの芽のてんぷら。不器用さんは、衣たっぷりふわふわさくさくプロ仕様は無理なので、衣は極力少なめのカリカリを目指す。米粉と片栗半々、塩と水。本日は炭酸水を切らしていたので氷入りの冷たい衣で揚げる。いいやん、衣これで。

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真打ちのうこぎのおひたし。おかかしょうゆが一般だろうが、採れはじめのうこぎはおかかもいらない。ほんの少しのお醤油で。こんな小鉢はうそで、丼でいけるけど一応この5倍くらいの小丼。あたたかい地域や初夏に近くなった頃の芽は灰汁が強かったり大味になったりしてしまうけれど、寒い地域で出始めのまだ小さい芽は、お腹なんて異次元につながる。周囲の蠢くような春の気配が苦手さんでも季節を諦め受け入れられるカンフル剤。春先苦手さんは、機会があったら、そんなウコギを半分泣きながら丼でどうぞ。子どもなんかは、春先にどこにそんなに入るんだというくらいに食べ、季節がすすむとまだ食卓に出ていてもいきなりパタっと食べなくなる。いや大人でもそうだけど。

全部を潔くおひたしでいきたい気もするが、うこぎ飯にすれば少し冷凍もできるのでうこぎ飯。うこぎは、細胞に傷をつけるみたいな気持ちで粗塩をして手の平でこすりあわせたりして塩をもみこむ。少し置いてから洗いながし、もう一度結晶塩をふっておいたものを、炊きあがったご飯にのせて少し蒸らす。

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うこぎ飯おこげつき。

うこぎを洗っていたら中にさくらの花びらが一枚。ここら辺りは、さくらはまだ咲く気配はないけれど。一足先に春をいただく。ごちそうさまでした。

 

 

 

長芋ポタージュ

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鍋で豆乳をあたためる。しっかり温めた方が臭くない。温める際にしょうが片を入れても。長芋のすりおろし。自分はここで梅酢数滴(なくっても。入れる場合は長芋を入れてとろみがついた後でないと豆乳が固まる。)塩気の調整。青菜を刻んだものを入れる。トッピングはお好みで。今回はネギ油と千切り酢漬けショウガ。オリーブオイルとチリペッパーなどでもいいと思う。長芋のポタージュは牛さんのミルクではやったことがない。おいしくないということもないだろうが、なんとなく、豆乳がないならばポタージュ風にはせずみそ汁とかですり流し汁にしてしまう。

長芋のすり流し汁 - Fuji to Higanzakura

 

 

 

 

オレンジとアーモンド

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ブラッドオレンジとピンクグレープフルーツと蜂蜜。アーモンドは軽くグリルしている。柑橘とアーモンドとの組み合わせは素敵。胡桃だと、オレンジやグレープフルーツにはちょっと胡桃の油の臭いが気になってしまう。ちなみに金柑は、ごまもくるみもいけて懐が深いと思う。

ミニチュアバーガー ゆず餅のチョコ鋏み

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家人が京都からゆず餅を買ってくる。一つ一つは指の先ほどの大きさ。そのままを上品にいただくのはそれなりに堪能し、そろそろ遊んでもよかろと横半分に切ってチョコ鋏み。あらお味も好み。金柑のシロップ煮金柑煮 - Fuji to Higanzakura を小さめカップに落としこんで注いだ濃いめのコーヒーと。親指の先ほどのミニチュアバーガーだが、ここをあえて一口ではいただかず4口くらいでいくのが醍醐味なちっちゃいもの倶楽部。